立春とは?春節って?
明日は「立春」。

テレビのニュースなどでも「立春」や「春節」といった言葉をよく耳にするね
同じように聞こえる「立春」と「春節」。
なんとなくどちらも春の始まりっぽい言葉だけど、実際にはどう違うの?「旧正月」とも関係あるの?
この3つの違いを理解している人は意外と少ないはずです。2026年の暦を例にしながら、混同しがちなポイントをわかりやすく解説していきます。
この記事を読めば、「立春」「春節」「旧正月」がそれぞれどういうものか、何を基準に日付が決まるのか理解できます!

「立春」とは?
2026年の立春は明日2月4日(水)です。
これは二十四節気(にじゅうしせっき)の最初の節気で、暦の上で春が始まる日とされています。
立春は太陽の位置(太陽黄経)が315度になる瞬間を基準に決まっていて、年によって2月3日〜5日頃に訪れます。
太陽の位置だけを基準にするので、月の満ち欠けとは関係ありません。そのため立春は毎年ほぼ同じ時期で、だいたい2月4日頃になります。
立春の意味と由来
「立春」とは文字通り「春が立ち上がる」という意味で、冬から春への移り変わりを示す指標です。二十四節気は古代中国で生まれた季節の指標で、農作業や生活リズムの目安として使われていました。
日本でも立春の頃には、節分(立春の前日)に豆まきをしたり、春にちなんだ食べ物を楽しむ風習があります。
「春節」とは?
一方、春節は中国をはじめとする中華圏の伝統的なお正月のことです。これは旧暦(太陰太陽暦)に基づいた旧正月の元日で、毎年日付が変わります。
2026年の春節は 2月17日(火) で、中国の祝日としてはその前後も含めて大きな連休になります。
春節は中国語で「春节(Chūn Jié)」と呼ばれ、家族で集まって食事をしたり、獅子舞などの伝統行事を楽しんだりする、旧正月最大のお祝いです。
「旧正月」と春節の関係
「旧正月」はその名の通り旧暦の元日(正月)を指す言葉で、春節とほぼ同じ意味で使われます。
つまり、春節とは旧正月を祝うお祝いの名前だと考えてOKです。
旧暦は太陰太陽暦と呼ばれる暦で、太陽の周期と月の満ち欠けの両方を基準にしているため、新月の日が毎年移動します。

「立春」と「春節(旧正月)」はどう違う?
1. 日付の決まり方が違う
立春:太陽の動き(太陽黄経315度)で決まる
春節:月の満ち欠け(旧暦の元日)で決まる

なるほど~
この違いにより、立春は毎年2月3〜5日頃でほぼ固定されますが、春節は1月21日〜2月20日頃で年によって大きく変わります。
立春と春節は時期が近い年もある
実は立春と春節が近いタイミングで訪れる年もありますが、それは偶然です。
両者は決定方法が別々なので、同じ日になることはほとんどありません(※たまたま重なる年は「朔旦立春」と呼ばれ縁起が良いとされています)。
2026年の場合、立春は2月4日、春節は2月17日と約2週間のズレがあります。
立春が「新年の始まり」とも言われる理由
古代中国では太陽の周期を重んじ、立春からが1年のスタートと考える時代もありました。
日本でも立春を節目として体調管理や季節の切り替えを意識することがあり、春の象徴的な日として親しまれています。
春節(旧正月)の文化的背景
春節は旧正月を祝うもっとも大きな年中行事で、家族が集まって食事をしたり、爆竹や獅子舞、赤い飾りつけなどで年越しを祝います。
このお祝いは数千年の歴史を持ち、中国だけでなく韓国(ソルラル)やベトナム(テト)といったアジア各地に影響を与えています。

春節と日本の正月はどう違う?
日本の正月は1月1日で固定されていますが、春節は旧暦に基づくため毎年変わります。
また、日本の正月は神道や仏教的な背景が強いのに対し、春節は家族の絆や祖先への感謝を中心とした文化的行事です。
まとめ
2026年を例に、立春・春節・旧正月の違いを整理すると、次のようになります。
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立春:太陽の動きで決まる「暦上の春の始まり」2026年は2月4日。
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春節/旧正月:旧暦(太陰太陽暦)の元日で、中国の新年のお祝い。2026年は2月17日。
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両者は意味も決め方もまったく別。似ているようで根本が違う。
「春が来る」感はどちらも共通していますが、立春は暦のサイン、春節は文化的な祝祭という立ち位置の違いがあります。
最後に
立春と春節は似ているようで、成り立ちも意味もまったく別のものなんですね。
季節の節目として、新たな気持ちでスタートし、春の訪れを感じましょう。

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